湘南リノベダイアリー

リノベーションを中心に、子育てや湘南オススメスポットについてつぶやいているブログです。

リノベーションする前に気をつけておきたいこと

リノベーションってお金と手間がかかるイベントです。人生のうちにそう何度もない一大行事。家のリノベーションを始めて、こんなはずじゃなかったとか予定と違うって思いたくないですよね。計画通りスムーズに進めるために、リノベーション前に気をつけておきたいことを紹介します。

 住宅診断(ホームインスペクション)をする

住宅診断、いわゆるホームインスペクションは住宅のコンディションや劣化状況、欠陥がないかなどを診断することで、いわば人間に例えると健康診断のようなものです。アメリカでは80%が中古住宅を購入する前にインスペクションを行なうそうですが、日本ではそこまで普及していません。診断する専門家を住宅診断士と呼びますが、第三者の中立な目線で診断を行なってもらうことが大事です。

幸いにも我が家は知り合いに診断できる友人がいまして、耐震強度などを見てもらいました。安易にリフォーム業者にお願いして、必要のない工事を提案されるというトラブルはよくある話ですから、信頼できる人にお願いするのがベターです。

私たちは、「リビングとお座敷の壁をなくしたいが抜いても耐震強度に問題はないか」などと具体的な質問をし、それに対して明確な回答を頂けたので大変助かりました。工事をはじめてしまったあとに、耐震強度がなくなったということになっても後戻りはできませんからね。事前に住宅診断は必要だと思います。

工費には余裕を持っておく

中古物件や自己物件をリノベーションする場合、ふたを開けてみないと分からないことが多数あります。例えばうちの場合、古いキッチンを外したら腐食していて補強工事が必要になったとか、天井を抜いたら予想外の柱があって天井の貼り方の変更を余儀なくされたなど、想定外の事態が起こります。予定にはなかった工事が急に必要になることも。そんな場合に備えるため、リノベーションの場合はあらかじめ費用に余裕を持っておいた方がよいです。最初の概算の見積りとは大幅にずれが生じてくることもあるので、要注意です。

情報収集は大事!

例えば部材や建材の価格、工事費用の目安はある程度調べれば相場が分かります。情報収集することで自分の工費が適正価格か判断できます。またカタログや写真だけでは素材や質が分からないこともあります。私は実際に足を運んだりサンプルを注文したり、実際に触って納得するものを決めていきました。業者さんに任せっきりにせず、あらゆることを自分で情報収集することをおすすめします。リフォームセミナーやショールームに足を運ぶのもよいでしょう。

工事を始めてしまうと、後戻りはできません。あらかじめリノベーションを始める前に色々とチェックして、スムーズなリノベーションをしましょう!